台所の蛇口が水漏れしているとのことでご連絡いただきました。
お伺いすると吐水口とハンドルのの付け根から水漏れしており、もう20年以上使っているので新しい蛇口を付けてくださいとのご依頼でした。

既設の蛇口は品番不明でしたがメーカーはTOTOのようでした。
下げ吐水のタイプなので1996年以前のモデルだと分かります。

新しい蛇口はTOTOのTKS05311J。
今のモデルはもちろん上げ吐水です。

TKS05311J

使い勝手は今までと変わりません。
変わった点はエコハンドルになったことですね。

エコハンドルは、レバーを左右に振ると「お湯」と「お水」の切り替わりがはっきり分かる仕様です。
切り替わりの位置で「カチッ」と音が鳴り、同時に手応えがあって分かります。

壁付きの蛇口は一見施工が簡単そうなのでDIYされる方もいると思いますが、給水管と給湯管がタイルの壁の向こうにあるのでトラブルにならないように十分注意が必要です。万が一、壁の向こうの管を痛めてしまった場合には、それを直すために壁に穴を開ける必要があり、少々大がかりな工事に発展してしまいます。たまに「自分でやったら壁の向こうの管が折れたようだ(ToT)」というご連絡をいただきます。水まわりの工事は簡単そうに見えますが、裏に潜むリスクがあるので水道屋という専門家がいます。一旦トラブルになると余計な費用もかかってしまいますので水道工事はぜひ私たち水道屋にお任せください(^^)!